加齢性難聴は個人差はありますが、60歳ぐらいから、
聞こえが悪くなり、高い音程が聞こえにくくなります。
音は空気の振動が外耳を通って鼓膜を動かし、
中耳で増幅され内耳の蝸牛という器官へと伝えられます。
蝸牛の中には無数の有毛細胞があります。
この有毛細胞はピアノの鍵盤のような役割を
果たし、音の高低に反応します。
高い音では手前の毛がゆれて、低い音では
奥の毛がゆれるということで音の振動を
電気信号に変えて脳に伝えています。
しかし手前の高い音を感知する有毛細胞は、
常に入ってきた音にさらされ続けています。
そのため手前にある高い音を感知する
有毛細胞から順に劣化が進行します。
ついには有毛細胞が死んでしまいます。
これが加齢による聴力の低下のメカニズムです。
歳を重ねると高い周波数は誰でも
聞こえなくなるのはごく自然なことです。
壊れた有毛細胞は元に戻ることはなく、
衰えた聴力が回復することはありません。
そのために加齢性難聴の進行を遅らせるために
食生活に気を遣い、十分な栄養を心がけ、騒音を
長時間聞かないようにして、睡眠をよく取り、耳を
休ませてください。
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