随分冷え込んできました。
今回はインフルエンザについて書いています。
2013年12月27日今冬のインフルエンザが
流行期に入ったと発表しました。
流行のピークは1月下旬から2月初旬とみられています。
ワクチンをしておけば、たとえインフルエンザに
罹っても症状を軽く済ますことができますし、
更にできるだけたくさんの人に接種しておけば
流行を抑え込むことが可能です。
ただ、もし流行型の予想が当たらなかったり、
ウイルスが突然変異してワクチンの効果が
ないことになると、大流行となってしまうかもしれません。
またワクチンはインフルエンザにしか効きませんので、
症状が似ていても一般のかぜには効果はありません。
よってワクチンをしたからといって今シーズンはかぜもインフルエンザも
全く安心だとはいえないのです
かぜやインフルエンザに限らずウイルスは自力のみでは増殖できず、
必ず他の生物の細胞に侵入してそこで生存し増殖します。
インフルエンザ患者の咳や痰の飛沫に便乗したウイルスは、
空中遊泳後直接または間接に別の人の気道粘膜に侵入します。
病人を離れたインフルエンザウイルスは最短20分、
条件が良ければ何時間もヒトの粘膜から離れていても生存しています。
そして運良く(?)誰かの喉の粘膜にたどり着けたウイルスは
すぐに粘膜細胞内に侵入しますので、外出帰宅後に
うがいをしてもほとんど効果はありません。
うがいより手洗いを勧めたいのはこんな理由によるのです
この間接経路に「手」が重要な役割を演じます。
インフルエンザ患者は咳をする時、手で口をおさえますが、
その手で電車のつり革や手すりをはじめいろいろのものに触れます。
そこを別の人が触れ、その手で鼻や口のまわりを無意識に触れることで
感染が成立するのです。
このような点からインフルエンザ、風邪には手洗いが一番です。
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